普通である確率

災害が起こると、人は普通の生活ができなくなる。普段は何も気にせずできていたことが、いろいろなことの積み重ねによって成り立っていたということを思い知る。

また、寿命を全うできるかどうかは運次第だということも知らされる。災害によって、明日死ぬとは夢にも思わずに生活していた人が、運悪く亡くなることがあるからだ。

普段通りに笑って暮らして約80年の寿命を全うできるということは、決して当たり前ではなく、とても貴重なことなのだろう。

確率論で引き合いに出すと、婚活にも同じような理論があるらしい。

「◯◯在住で、普通の◯◯があって、年齢差は◯才くらいまでで、‥」と婚活業者に希望を出して行くと、こう釘を刺されるのだそうだ。「あなたのご希望一つ一つは決して贅沢なご希望ではないのですが、一つご希望をかなえるごとに、お相手の人数はどんどん絞られていきます。全ての希望にマッチする方ともなれば競争率は跳ね上がり、その方はもはや決して普通の人とは言えなくなってしまうのです」と。

普通を積み重ねていくと奇跡になってしまう、というわけだ。何でも数字で考えるのも良くないが、日頃当たり前のように享受している物事に対して、感謝をせずにはいられなくなる話ではある。

明日死んでも仕方ないと思えるように、普通通りの今日を笑って楽しくすごそう。

 



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